外科的手術 SURGICAL-OPERATION

外科手術とは

皮膚腫瘍につきましては、外科的切除も外来（日帰り手術）にて行っています。良性腫瘍であれば、ほくろや粉瘤、悪性腫瘍であれば、基底細胞がんなどです。

ほくろの外科手術

ほくろを治療する場合、外科的切除やレーザー治療になります。このほくろを切除する目的が、髭を剃る際に引っかけてしまう、まぶたにあって視界に入ってしまう、悪性腫瘍の可能性があるといった場合は、保険適用されます。なお整容目的で、ほくろの除去を希望する際も切除は可能ですが、費用は基本的に全額自己負担になります。

当院では外科的治療による切除、いわゆるメスを使っての手術となります。局所麻酔下で行いますが、出来栄えに関しては、しわの線に合わせて切開するなど整容面も意識しながら摘出し、真皮と表皮で縫合していきます。

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粉瘤の外科手術

完治させる場合は、手術による治療が必要となります。そのため当院では、袋状にある中身をとるだけでなく、袋そのものを除去（全切除）することで再発のリスクを失くす施術を行います。この場合、局所麻酔下で行われ、袋状の構造物の外側を沿うようにメスを使って切除していきます。取り除いた後は止血をし、縫合していくという内容になります。切開はできるだけ小さくしていきますが、傷跡が残ってしまうことがあります。

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基底細胞がんの外科手術

腫瘍がそれほど大きくなければ局所麻酔下での手術は可能です。また切除の際は、基底細胞がんとされる組織そのものだけでなく、数㎜広く幅を取ってメスを入れていきますが、深さも皮下脂肪の層まで切り取っていきます。腫瘍が大きければ、縫合が難しくなっていくので、その場合は局所皮弁や植皮を行うなどして、皮膚が欠損している状態を目立ちにくい状態にしていきます。このような場合の治療は、大学病院等の高度医療機関へ紹介致します。

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